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【乳幼児の安全と保育士の安心へ睡眠センサーと連動できる睡眠チェックアプリ「Hoimin(ホイミン)」をリリース

保育園・幼稚園向け業務支援システム「Hoisys(ホイシス)」等を提供している、保育ICT株式会社(本社:東京都渋谷区、以下保育ICT)は、睡眠センサー「シエスタBeBeスマート」と連携可能な睡眠チェックアプリ、「Hoimin(ホイミン)」を新商品としてリリース致しました。
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■開発の背景

現在、保育所では、午睡中のSIDS(Sudden Infact Death Syndrome:乳幼児突然死症候群)などによる死亡事故を防ぐため、保育士が5分おきに、園児の呼吸の確認及び、仰向けで寝ているかなどの向きの確認を行い、手書きで記録した午睡チェック表を一定期間保管しています。(5分間隔は0歳児の場合) この午睡中のブレスチェック業務は、保育士の精神的および肉体的に、大きな負担になっています。

SIDSは、予兆や既往歴もないまま、乳幼児が死に至る原因不明の病気です。平成28年度には、一年で109名の子どもたちがこのSIDSで亡くなっているデータ(※1)がありますが、現在予防方法は確立していません。

※1 出典:厚生労働省「平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

■午睡チェックiOS アプリ 「Hoimin(ホイミン)」概要

そこで、弊社では、睡眠時の体動を検出しモニリングするベビーセンサー(乳幼児用体動センサー)「シエスタBeBeスマート」と連動して使うことができる、午睡チェック専用のiOSアプリ「Hoimin(ホイミン)」を開発いたしました。

「シエスタBeBeスマート」は、グローバル電子株式会社(本社:東京都新宿、代表取締役会長:松田樹一)が、乳幼児向けマット型睡眠センサーとして提供しています。
保育施設や医療機関などで子どもたちの午睡中の呼吸を含む、わずかな体の動きをモニタリングし、子どもたちの安心・安全を守る、日本製の医療機器です。

保育ICTの午睡チェックiOS アプリ「Hoimin(ホイミン)」は、上記の「シエスタBeBeスマート」とBluetooth(無線)で連動し、iPad上で、複数の園児をリアルタイムにモニタリングをすることが可能です。

また警告もiPad上に通知されることから、今までの5分おきのチェックよりも早く危険を察知することができます。 (※「シエスタBeBeスマート」本体でも、アラートが鳴ります)

さらに、仰向けなどの寝ている姿勢を、iPad上でタッチすることで簡単に入力をすることができ、業務負担の軽減およびペーパーレス化につながります。

そのため、保育士や保育施設、子どもたちに更なる安心と安全を届ける製品になっています。そして、業務効率化を行うことで保育士の働き方改革にも寄与いたします。


■ 機能および特徴

①体動グラフをリアルタイムでモニタリング
hoiku-ict 睡眠センサー「シエスタBeBeスマート」 が検知した、睡眠時の呼吸を含む体動(マクロ体動)と、循環器系のわずかな体動(ミクロ体動)をリアルタイムで表示します。そのため、保育士・睡眠センサー・アプリの三重チェックが可能となり、午睡中の子どもたちをより多くの目で見守ることができます。

②指一本で簡単記録 hoiku-ict 午睡中の園児の向きや寝返りなどを、iPadにワンタッチで簡単に記録が可能です。また、記録した時点での体動も同時に記録されるため、子どもたちの安全や保育士・保護者の安心感がより向上します。

さらに、記録したデータは管理画面で閲覧および印刷することができますので、
監査時の提出も対応しております。

<商品紹介サイト> https://hoiku-ict.com/hoimin/


■ 今後の展開

こちらの「シエスタBeBeスマート」および「Hoimin(ホイミン)」は、厚生労働省や東京都が実施している「保育所等における児童の安全化対策補助金」などに対応しております。
初年度にあたる平成30年度中に、2000施設の保育所での導入を見込んでおります。 保育士の業務負担の軽減や、お子様を預ける保護者への安全安心の提供、延いては待機児童問題の解決に寄与していければと考えています。

将来的には、蓄積した園児のバイタルデータなどのビッグデータを活用し、SIDSの原因究明のための研究や、こどもたちの成長段階の研究などに、役立てていきたいと考えています。

弊社および保育ICTでは、ITを通じて保育士および保育園の支援を行い、より良い保育の実現、待機児童の解消、女性の社会進出、働き方改革の後押しなどの社会的価値を創出するCSV(Creating Shared Value:共益価値の創造)ビジネスを推進して参ります。


<Hoisys(ホイシス)ついて>
保育ICTは、ITにより保育園や幼稚園の業務を支援することを目指して、保育園・幼稚園での園務支援システム「Hoisys(ホイシス)」を2016年10月より提供しています。 金額は1園あたり月額5,000円~(税別)です。
ホイシスは、登降園管理、保育計画・保育日誌の作成、午睡チェック、延長料金計算などの保育園・幼稚園内での業務を便利にする機能を、パソコンやタブレット端末上で簡単に操作できるクラウドサービスで同業他社の中でも際立った成長を遂げております。

製品情報:https://hoiku-ict.com/hoisys/


■グローバル電子グループについて
グローバル電子グループは、海外製電子部品やシステムの販売をコアビジネスに、アナログ応用製品、センサー製品などの自社製品の企画・開発・製造を行っております。2005年からは医療機器の企画・開発・製造から販売も開始。金属加工など新たな分野に進出しており、お客様に高い付加価値サービスをご提供できる“電子機器総合企業”として社会に貢献します。
https://www.global-electronics.info/

<シエスタBeBeスマートについて>
「シエスタBeBeスマート」は、グローバル電子株式会社(本社:東京都新宿、代表取締役:松田樹一)が提供する日本製マット型ベビーセンサーです。<保育施設や医療機関などで乳幼児の午睡中の呼吸を含むわずかな体の動きをモニタリングし、子どもたちの安心・安全を守るクラスⅠ医療機器です。製造元は、医療機器メーカーグローバルマイクロニクス株式会社です。

BeBeシリーズベビーセンサーは、2012年以降全国1000施設以上で累計約7000台の導入実績があります。
子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門にて、第12回キッズデザイン賞を受賞しています。
製品情報:https://www.gec-tokyo.co.jp/siesta-bebe


会社名 保育ICT株式会社
事業内容 保育業務支援システムの企画、開発、
販売、運営
役員 代表取締役社長 堀 誉克
取締役 堀田 眞行
グループ会社 千株式会社
所在地 本社
〒100-0004 
東京都千代田区大手町一丁目3番2号 
経団連会館13階
TEL 050-1745-2953